モーニングページを4年続けてみた感想

日記

モーニングページとは「ずっとやりたかったことを、やりなさい」(著:ジュリア・キャメロン)という本に出てくるノート術です。
とても、簡単なのにとても効果のあるノート術です。

モーニングページのやり方と効果。そして、続けてみた感想を書いていきたいと思います。

モーニングページに必要なモノとやり方

まず、必要なものを準備しましょう

ノートとペン

高価なものを用意する必要はありません。
家に余っているノートや、100円ショップで買ったノートでも十分です。

もしも「どうしてもこのかわいいノートが使いたい!」と思ったものがあれば、それを使いましょう。
重要なのは、これから毎日書いていくためにテンションの上がるノートを用意するべきだということです。

毎日書いていくものなのですから、少しでも自分のお気に入りのノートを使いましょう。
もしくは、最初は有り合わせのノートで始めて「続けられそうだな」と思ったらお気に入りのノートを探すのもいいかもしれませんね。

私は、ミドリMDノート<文庫>方眼罫をずっと使用しています。

紙の書きごこちが気持ちいですし、文庫サイズなので大きすぎず小さすぎず、ちょうどよくモーニングノートを書くことが出来ました。

次に、ペンです。
これも、結論を言ってしまえば使いやすいものを使うのがいいでしょう。

YouTubeなのでは、万年筆を使って書いていらっしゃる方もいますね。
私は、万年筆と相性が悪いのでuniのジェットストリーム0.38を使用しています。

自分が書いていて心地いいを思うペンを使用してみましょう。

準備する道具は、ノートとペンの二つだけ。
次は実際に、モーニングページを書いてみましょう。

モーニングページのルール

ルールは二つだけです。

1:朝一番に3ページ、ノートを書きましょう
2:なにを書いてもOK。思いついたことを書いていきましょう

一見すると、とても簡単なルールです。
でも、これが実行してみると意外に難しいのです。

このモーニングページは誰に見せる必要もありません。
自分の思いついたことを自由に書きましょう。

私がモーニングページをする時に当たった壁

まず、朝、ノートを書くことがハードルが高かったです。
朝は、バタバタしていて忙しい。
やることがいっぱいあります。

ですので、なるべく朝に書こう。無理なら、お昼くらいに書こうと妥協して始めました。
朝、一番に書けるようになったのはここ一年くらいです。
それまでの3年間は、書ける時間に書いていました。1日3ページを複数回に分けて書いた時もあります。

次のハードルは「なにを書いてもOK」という部分です。
ペンを握りしめて、ノートに向かってみると意外に書けないのです。
頭の中はモヤモヤとした「なにか」が漂っています。
しかし、そのモヤモヤを言語化することが難しい。

ですので、最初は「なんだかイライラする」といった言語化にもなっていない文章を書いていました。

そんな、文章にもなっていないモヤモヤをノートに書き続けて4年。
変わったこと、変わらないことがいろいろありました。

モーニングページを続けて実感した効果

一つは、自分の中の悩み、望んでいること、今やるべきこと、と言ったことが明確に認識できるようになったことです。

特に不安、イライラといったネガティブな感情を書き出すことでその原因に辿り着きやすくなりました。
自分は今、なにが不安なのか。
自分がイライラしている原因は一体、なんなのか。
そういったことをノートにまとめて書いてみることで、一歩引いて客観視できるようになったと感じています。

また、嬉しい出来事も書いてみるようにしました。
職場で褒められたこと。
家族と過ごした楽しい時間。
一人で満喫したカフェと読書。
そういった嬉しい出来事。楽しかった出来事を書くことで、自分の人生の豊かさに気が付かされます。

そして、四年経ってみて改めて過去のページを振り返ってみます。
今も昔も同じようなことを悩んでいるな、と気が付きました。
人生の悩みとは、一つか二つくらいしかないのかもしれない。そんなふうに気が尽かされたモーニングページでした。

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